ハンガリーの首都ブダペシュトを丸2日で満喫するには [DAY 2]
遅くなりました…！！あけましておめでとうございます。1日目投稿してから早3ヶ月も経っていたとは…
ブダペシュトを丸2日で満喫するプラン、今回は（ようやく）2日目をご紹介します。
1日目はこちら↓
DAY2 ちょっと遠出してハンガリーらしさを味わう
Aプラン シシィ好きさんへ
グドゥルー城
もしシシィ、オーストリア＝ハンガリー二重帝国の皇妃エリーザベトがお好きだったらぜひグドゥルー城へ行くのをおすすめします。
ブダペシュトから電車で1時間くらい東にある、シシィが皇帝からもらったお屋敷です。「城」とついているのですが、本当にこぢんまりとしているので3時間あれば見終わる程度の規模でした。
ブダペシュトの東（Keleti）駅から、グドゥルーに向かう電車が出ています。これだと駅から駅までの所要時間は40分くらい。他にも行き方がある（メトロと市電乗り継ぐとかだった気がする）のですが、東駅から出ているmávの方が乗り換えなしで行けるので、迷うリスクが低くおすすめです。グドゥルー（Gödölő）駅で降りた後、公園の中を10〜15分ほど通ってお城まで行きます。基本一本道ですが、グーグルマップ先生に頼ることをおすすめします。
電車はこのサイトで調べることができます。MÁV-csoport | 事前決済もできるようですが、使ったことがありません。自動券売機が混んでいることもあるので、できれば先に買っておいた方が安心かもしれませんね。その場合、印刷が必要になるはずなので出発前に手配をお忘れなく。
すみれ色のシシィの部屋が有名です。写真撮影不可なので、もし見たければ行くしかありません。私もこのお部屋が見たくて行ったのですが、本当に可愛かったです。壁紙や調度は当時のものではありませんが、この空間でシシィが暮らしていたのか…！と思うと感慨深かったです。
シシィに関する解説がすごく多くて、ハンガリー人シシィ大好きだな〜と実感します。ウィーン人よりも好きなのでは…。当時ウィーンでは放蕩の限りを尽くす悪女として捉えられ不人気だったのに対し、ハンガリーでは自分たちハンガリー人を大切にしてくれる美しい皇妃ということで大人気だったらしいです（逆に夫である皇帝はハンガリーでは不人気だったとか）。グッズもかなりたくさんありました。
併設された小さなカフェのサンドイッチが結構おいしかったという記憶が。そして安い！サンドイッチとレモネードで500円くらいだったような…
ちゃんと食事ができるところはないので、午前中に行ってしまうか、サンドイッチで済ませるかの二択になると思います。
Gödöllői Királyi Kastély
goo.gl（↑なぜか全然発音と違う表記になっていて思わず笑ってしまいました）
カフェ・ジェルボー
シシィ御用達のカフェ。店内が当時のままで、とっても綺麗！写真撮っても大丈夫です。シシィはいつもホットチョコレートをオーダーしていたそうです。私のおすすめもチョコレートドリンク。
これは冷たいチョコレートドリンク（hideg csokolade）。バニラアイスクリームも入っていて満足度かなり高いです。小さいクッキー付き！
食事のメニューもあります。すっごく大きいケーキもあります。
Wi-Fiも完備されてます。
Café Gerbeaud
ハンガリー国立歌劇場
午前中にグドゥルー城を見学し、ジェルボーで昼食を取ったあとはシシィゆかりの歌劇場へ。
まさにシシィの夫フランツ・ヨーゼフの時代に建設されたものです。見学ツアーの解説によると、あまりにも予算を割いてもらえず、ところどころ木材を使われた節約仕様だそうです。パリのオペラ座よりも暖かみのある雰囲気で、私は好きです！
見学ツアー（確か午後3時と4時の2回）に参加すると、シガールームやビュッフェ、客席まで入らせてもらえます！皇帝夫妻のボックス席に入ることもできます。私が行ったときは日本語ツアーも週2回ほどあったようですが、レビューサイトを見る限り今はなくなっているようですね？私は曜日が合わなかったので英語のツアーに参加しました。
解説を聞けるし、ボックス席にも入れるし、個人的には見学ツアーに参加して良かったなと思います。ちなみに500円ほど足すとツアーの最後にソプラノ歌手によるアリアが聴けました。
実際にオペラやバレエを見るのは高いですよね？と思ってツアーのお姉さんに聞いたら、「数ユーロから観られるから観に来なさい！」と言われて驚いた記憶があります。今度行ってみたいなあと思いつつ、いつもハンガリーに行くのは夏なのでまだ観られておらず…次こそはシーズン中に行ってオペラを観たいと思っています！
ショップではシシィグッズもたくさん売られていました！こちらはツアーに参加していなくても入れるつくりになっていたと思います。
Magyar Állami Operaház
Bプラン 骨董好きさんへ
エチェリの蚤の市
中東欧最大の蚤の市！日曜日以外の週6日開いています。一番活気があるのは土曜午前！どの曜日に行くとしても午前中に行くのをおすすめします。どのお店も撤退がすごく速いです。私は寝坊して土曜の12時くらいに到着したのですが、かなりのお店が閉まってました…
ただかなり遠く、途中寂しい町に出るので少し不安になります。メトロの終点まで行って、そこからバスに乗り換えます。治安もブダペシュトよりはよくない雰囲気なので注意してください。間違っても高そうなバッグとか持って行ったらだめですよ。
カメラ、家具、グラス、銀器、アクセサリー、衣服などかなりいろんなものがあるけれど、アクセサリー系は学生には少し高かった印象。あと、素人目ですがそんなに質がいいという感じもしませんでした。私が行ったときは、150円くらいで大戦前（一次か二次か分からない）の絵はがきを1枚買って満足して帰りました。
Ecseri Flea Market
キラーイ通り13番地を入った小道の骨董市
名前がなくて調べるのに苦労しました。
どうやら曜日が決まっているようなのでもしかしたらお店が出ていない場合があるかもしれません。ただ私が通りかかるときはいつもお店が出ていた気がします。
この通りにはレストランも多くあるのでランチには事欠かないかと。
エチェリより小規模ですが、ブダペシュトだということもあり活気があります。家具など大きいものは少ないですが、ピンバッヂやブローチなど細々したものは多かったと記憶しています。
特に共産圏時代のピンバッヂはたくさん売られていました。売っているおじさんに聞けば、どんな意味のバッヂなのか教えてくれますよ。私は「よく働きました」バッヂをお土産に買いました。
他にはヴィンテージではないハンドメイド雑貨などのお店も出ていたり。エチェリに行く気力と余裕がない場合には、こちらだけでも十分蚤の市の雰囲気を味わえるかなと思います。
夕方は温泉で疲れを癒やしましょう
ここからはプランAもBも共通です。
温泉については、以前詳しく書きましたのでこちらをご参照ください〜
liiliya.hateblo.jp せっかく温泉大国ハンガリーに来たのなら、一度は行っていただきたいです！！
混浴ではない温泉では曜日ごとに入れる性別が変わったりするので、事前によく調べてみてくださいね。そして水着と水泳帽をトランクに入れるのをお忘れなく。
夕食
ちょっとお高めですが、上の記事で取り上げたゲッレールト温泉にほど近いおすすめのレストランをご紹介します。
ジャズの生演奏もあり、とっても雰囲気の良いお店でした。もちろんお料理もおいしかったです。行ったのは少し前（3年前？）ですが、ネットでの現在の評判も悪くないようです！
メニューはこちら http://bistroderyne.com/download/1 和牛のステーキなんかもあります。
夜景を見る
夕食後にドナウ川の夜景を見ればもう完璧ですね！
ブダペシュトは治安がいいので、あまりびくびくせずに観られる夜景としてはヨーロッパ１なのではないかな？と思います（贔屓目かもしれませんが）。
ブダペシュト＋αを丸二日で満喫するプランは以上です。長らくかかりましたがようやく二日目書けました…。
次はおすすめレストラン・カフェまとめでも書こうかなーと思います。こんなに長いものを最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
これだけで十分、旅行ハンガリー語
こんばんは。
前回、挨拶程度のハンガリー語を覚えておくと便利！という話が出たので 最低限のフレーズをまとめてみました。
ハンガリー語ってマイナーなのであまり情報ないですよね〜
超基本編
・こんにちは！… Jo napót! ヨー ナポート！
・こんにちは！/さようなら！… Szia! スィア！
お店に入るとき、出るときは以上の表現を使って挨拶しましょう！黙って入ると不審者だと思われます。
Szia は、イタリア語のCiaoのような感覚で使います。基本友人同士で使うものですが、庶民的なお店、レストランであれば使っても大丈夫だと思います。
・ありがとう！… köszönöm! クスヌム！
・ありがとうございます… köszönöm szépen クスヌム スィーペン
レストランやお店で使うと喜ばれるハンガリー語ランキング第一位です！どんどん使いましょう！
・はい… Igen イゲン
・良い… Jó ヨー
これらが分かれば大体大丈夫です！
発展編
・ノーサンキュー… Nem köszönöm ネム クスヌム
そのまんまですが、意外と思いつけないフレーズなので書きました。
英語通じないっぽい物乞いなどにものを売りつけられそうになったら言いましょう。
どうしてもしつこければ「Nem! ネム！」と言って振り切りましょう。
・すみません！… Bocs! ボチ！
電車内や道でぶつかったときなど、「あっすみません！」と言いたいときに使う言葉です。
ごめんなさい、すみませんという意味のBocsánátボチャーナ–トを略したものです。深刻でなければ略して大丈夫です。
以上で会話としては十分だと思います。というのも、ブダペシュトでは英語が通じるのであまり必要無いのです…
ハンガリー語は他のヨーロッパの言語とはまったく違う系統なのに、みんなとっても英語が上手なんですよね〜 ハンガリー人の友人によると、小学校低学年から外国語の授業があり、会話の授業もちゃんとあるそうです。
ちなみに英語と同じくらいドイツ語も通じます。
50歳以上くらいの年代だと、ロシア語を話せる人も多いです (元共産圏のため)。
しかし田舎に行くと途端に英語通じなくなるので、その場合はしっかり会話本を携えていってください！笑
旅の指さし会話帳４９ ハンガリー(ハンガリー語) (旅の指さし会話帳シリーズ)
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単語などもかなりしっかり載ってて良いです。初めて渡洪したときからずっと使ってます！
おまけ:
ブダペシュトで食べた美味しいジェラートです
Levendula Ice Cream Parlor
Budapest, Rákóczi út 25, 1088 ハンガリー
https://goo.gl/maps/E5kMxPRW1vr
それでは( ´ ▽ ` )ﾉ
